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□『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
2023年3月発行
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2014年03月14日
岡村淳監督ドキュメンタリー上映会第一夜/上野英信について
岡村淳監督のドキュメンタリー上映会が1週間後に迫ってきました。
今日は3月21日(金)に上映予定の『消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編』にまつわる本をご紹介します。
『出ニッポン記』上野英信 潮出版社 1977年
『眉屋私記』上野英信 潮出版社 1984年
2冊とも田村義也の装丁です。
自ら炭坑夫として地底に潜った記録文学作家・上野英信は、日本から南米に送り出された炭鉱離職者たちを追って、1974年の3月から9月にかけて南米4か国を訪ねました。この記録が『出ニッポン記』です。
南米各地で沖縄移民に出会った上野は、1977年からたびたび沖縄を訪れるようになりました。さらにメキシコでも取材を続け、『眉屋私記』を書き上げました。移民と辻売りという二つのモチーフを、名護市屋部の山入端家(眉屋)の三代記として記録しました。
『出ニッポン記』を座右の書とする岡村淳さんが、同じように上野を師と仰ぎ、筑豊の閉山炭住地域で伝道所を開く犬養光博牧師をブラジルで案内した顛末を撮ったのが、『消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編』です。
今回、なにか沖縄に関わる作品を上映したいと岡村さんと相談するうち、移民と沖縄をつなぐ存在として上野英信が出てきました。これはまた映像と古書の接点でもありました。
『上野英信と沖縄』1988年 ニライ社
観る人それぞれに、岡村さんの映像から何か発見するものがあると思います。上映後のトークライブでは客席からのお話も伺ってみたいです。
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ブラジル移民ドキュメンタリー上映会&岡村淳監督トークライブ
第一夜:3月21日(金)18時半開場・19時開演
『消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編』
・場所: Barドラミンゴ(那覇市牧志3-6-6 萬田ドレスメーカー2F)
・入場料:1000円+1ドリンクオーダー
ご予約・お問合せ:市場の古本屋ウララ urarabooks(a)gmail.com【(a)を@にしてください】
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明日は第二夜の本をご紹介します。
今日は3月21日(金)に上映予定の『消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編』にまつわる本をご紹介します。
『出ニッポン記』上野英信 潮出版社 1977年
『眉屋私記』上野英信 潮出版社 1984年
2冊とも田村義也の装丁です。
自ら炭坑夫として地底に潜った記録文学作家・上野英信は、日本から南米に送り出された炭鉱離職者たちを追って、1974年の3月から9月にかけて南米4か国を訪ねました。この記録が『出ニッポン記』です。
南米各地で沖縄移民に出会った上野は、1977年からたびたび沖縄を訪れるようになりました。さらにメキシコでも取材を続け、『眉屋私記』を書き上げました。移民と辻売りという二つのモチーフを、名護市屋部の山入端家(眉屋)の三代記として記録しました。
『出ニッポン記』を座右の書とする岡村淳さんが、同じように上野を師と仰ぎ、筑豊の閉山炭住地域で伝道所を開く犬養光博牧師をブラジルで案内した顛末を撮ったのが、『消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編』です。
今回、なにか沖縄に関わる作品を上映したいと岡村さんと相談するうち、移民と沖縄をつなぐ存在として上野英信が出てきました。これはまた映像と古書の接点でもありました。
『上野英信と沖縄』1988年 ニライ社
観る人それぞれに、岡村さんの映像から何か発見するものがあると思います。上映後のトークライブでは客席からのお話も伺ってみたいです。
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ブラジル移民ドキュメンタリー上映会&岡村淳監督トークライブ
第一夜:3月21日(金)18時半開場・19時開演
『消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編』
・場所: Barドラミンゴ(那覇市牧志3-6-6 萬田ドレスメーカー2F)
・入場料:1000円+1ドリンクオーダー
ご予約・お問合せ:市場の古本屋ウララ urarabooks(a)gmail.com【(a)を@にしてください】
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明日は第二夜の本をご紹介します。
Posted by 市場の古本屋 ウララ at 14:09
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