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『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
 2013年7月発行
 2023年10月第2版出来

『市場のことば、本の声』晶文社
 2018年6月発行

『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
 2022年7月発行

『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
 2023年3月発行

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2020年07月03日

沖縄 ことば咲い渡り

 『沖縄 ことば咲い渡り』(ボーダーインク)が入荷しました。

沖縄 ことば咲い渡り


 「さくら」「あお」「みどり」の全3巻が同時刊行されました。

 外間守善・仲程昌徳・波照間永吉の三氏が、1991年1月から1994年4月まで毎日、沖縄タイムス1面に連載した「ことば・咲い渡り」の書籍化です。 「ボーダーインク30周年記念企画」にあたり、ボーダーインクが創業したのは1990年。その翌年に連載が始まりました。

 外間氏は「おもろさうし」と琉歌、仲程氏は近代詩歌、波照間氏は歌謡を担当し、それぞれの選んだ歌に短い解説・鑑賞がついています。

 「さくら」は池澤夏樹さん、「あお」は小浜司さん、「みどり」は私が文章を寄せています。
 編集の喜納さんから依頼をいただいたときは「力不足です」と瞬時にお断りしたのですが、「まあ読んでみてください」と見せられた本文のゲラにすっかり魅了され、引き受けてしまいました。
 原稿を書いたのは4月の休業中です。日々のニュースやSNSの言葉に疲れきっていたので、沖縄の古い歌が沁みわたり、読むほどに力が抜けていきました。息の長い言葉に出会いたい人はぜひ読んでください。

 各2200円+税。配送もいたします。送料は1冊200円、3冊520円です。


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Posted by 市場の古本屋 ウララ at 17:29 │本の紹介