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2018年12月04日

韵 川満信一×今福龍太

『即興掛け合い詩片 韵 hibiki 川満信一×今福龍太』(Gato Azul)が入荷しました。

韵 川満信一×今福龍太


 宮古出身の詩人川満信一さんと、文化人類学者の今福龍太さんが、15年ほどのあいだに即興で掛け合いした詩をまとめた本です。場所は桜坂の居酒屋「おもろ」「レキオス」、加計呂麻島の聖地、沖永良部島の大木の傍らなど。

 紙や糸をぜいたくに使った、すべて手作りの本です。今福さんによると、詠んだ詩は居酒屋の箸袋などに書きとめてあり、それを川満さんが保管していたので本にすることができたそうです。
 このエピソードを聞いたのはちょうど一年前で、面白かったので琉球新報のコラムに「箸袋の詩」という文章を書いたりもしました。箸袋から生まれたすてきな本を、ようやく見られました。

韵 川満信一×今福龍太


 右下にあるのはおまけの豆本です。宮澤賢治の『「詩ノート」撰』、または『「詩ノート」付録 生徒諸君に寄せる』のどちらかがついています。

『即興掛け合い詩片 韵 hibiki 川満信一×今福龍太』
B6変 54ページ
2017年11月11日第1刷発行
編集 akiko
印刷・製本・発行 Gato Azul

 売価は1400円+税。送料200円で配送もいたします。ご注文の場合は、おまけの豆本はどちらがいいかもお知らせください。

 ちょうど先週、今福龍太さんが編者を務められた「叢書 群島詩人の十字路」(サウダージ・ブックス)がひさしぶりに入荷したところでした。

韵 川満信一×今福龍太


 『アルフレッド・アルテアーガ+高良勉 詩選』『マイケル・ハートネット+川満信一 詩選』『ジット・プミサク+中屋幸吉 詩選』の3点です。こちらは各1200円(税込)。合わせてご覧ください。


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Posted by 市場の古本屋 ウララ at 14:45 │本の紹介