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□『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
2013年7月発行
2023年10月第2版出来
□『市場のことば、本の声』晶文社
2018年6月発行
□『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
2022年7月発行
□『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
2023年3月発行
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2016年10月18日
日本語で読みたい韓国の本
『日本語で読みたい韓国の本』(K-BOOK振興会)に寄稿しました。
内容は、昨年末に出版された『那覇の市場で古本屋』韓国版についてです。
韓国版が出てから、思ったよりはるかにたくさんの反応がありました。それも手紙をもらったりするより、直接会いにきてくださる方がずっと多いのです。それぞれに関心ごとがあって沖縄に来たようで、楽しい話を聞かせてくれました。そんなお客さんたちについて書きました。
ページの右側には、韓国版の出版社であるヒョヒョン出版の編集部の方の文章が載っています。出版社の方と直接やりとりしたことはなかったので、どんな思いでこの本を出してくださったのか、初めて知りました。
表紙(「ひなびた風景」!)に惹かれて出版を決めたものの、翻訳された原稿を読んで売れるのか心配になり、それでも一生懸命に本をつくり、読者の声を聞いて、「感動してはじめて本が完成したという気持ち」になった。「まるで孝行息子のような本」、とまで書いてくださっています。そんなにも思い入れを持ってくださっているとは、まったく思いがけないことでした。
翻訳でも、編集者の気持ちは1から本をつくるときと何も変わらないんだとわかりました。本を出したあとにまた新たな編集者と出会えるなんて、世界にたくさんの言語があってよかったです。
この本の趣旨は「日本で韓国の本を翻訳出版しよう」というもので、熱っぽい文章が並んでいます。おかげで、韓国の本もだんぜん読みたくなりました。まだまだ楽しい出会いが続きますように。
内容は、昨年末に出版された『那覇の市場で古本屋』韓国版についてです。
韓国版が出てから、思ったよりはるかにたくさんの反応がありました。それも手紙をもらったりするより、直接会いにきてくださる方がずっと多いのです。それぞれに関心ごとがあって沖縄に来たようで、楽しい話を聞かせてくれました。そんなお客さんたちについて書きました。
ページの右側には、韓国版の出版社であるヒョヒョン出版の編集部の方の文章が載っています。出版社の方と直接やりとりしたことはなかったので、どんな思いでこの本を出してくださったのか、初めて知りました。
表紙(「ひなびた風景」!)に惹かれて出版を決めたものの、翻訳された原稿を読んで売れるのか心配になり、それでも一生懸命に本をつくり、読者の声を聞いて、「感動してはじめて本が完成したという気持ち」になった。「まるで孝行息子のような本」、とまで書いてくださっています。そんなにも思い入れを持ってくださっているとは、まったく思いがけないことでした。
翻訳でも、編集者の気持ちは1から本をつくるときと何も変わらないんだとわかりました。本を出したあとにまた新たな編集者と出会えるなんて、世界にたくさんの言語があってよかったです。
この本の趣旨は「日本で韓国の本を翻訳出版しよう」というもので、熱っぽい文章が並んでいます。おかげで、韓国の本もだんぜん読みたくなりました。まだまだ楽しい出会いが続きますように。
Posted by 市場の古本屋 ウララ at 10:00
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