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□『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
2013年7月発行
2023年10月第2版出来
□『市場のことば、本の声』晶文社
2018年6月発行
□『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
2022年7月発行
□『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
2023年3月発行
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2013年09月11日
山之口貘 詩と語り
『山之口貘 詩と語り』(琉球館ブックレット)が入荷しました。
奥付の発行日は、本日2013年9月11日。貘の生誕110周年の日です。
表紙にもあるように、踊ったり指笛を吹いたり朗読したりゴーヤーを食べたりする貘さんの写真がたくさん収録されています。また、1958年に沖縄に帰郷したときの泊港でのインタビューと、琉球政府の教養番組用の録音の書き起こしもあります。
昨日はこの本の発行元である「琉球館」で、山口泉さんと佐渡山豊さんのイベントがありました。泉さんによる詩の朗読、佐渡山さんのライブ、お二人の対談など、和やかで親密な時間を過ごせました。
企画者の後田多敦さんが琉球新報に「貘さんの肉声にこだわってみた。『身体性』とでもいおうか」と書かれていたように、貘の朗読の音源や琉球舞踊を踊る動画も流され、詩集を読むのとはまた違う体験をすることができました(貘の踊りの流暢さ、指先の優雅さは見とれるほどでした)。このブックレットもまた「身体性」に注目してまとめられています。
「東京で日本語の詩人として生きながらも、琉球人としての身体を失わず、琉球の香りを漂わせていた」(「琉球人として日本語を生きた詩人」後田多敦)
個人的には貘が金子光晴を「カネココウセイ」を呼んでいた、という話に納得。沖縄の人は音読みが好きですね。
税込1050円。メール便80円で配送もいたします。
奥付の発行日は、本日2013年9月11日。貘の生誕110周年の日です。
表紙にもあるように、踊ったり指笛を吹いたり朗読したりゴーヤーを食べたりする貘さんの写真がたくさん収録されています。また、1958年に沖縄に帰郷したときの泊港でのインタビューと、琉球政府の教養番組用の録音の書き起こしもあります。
昨日はこの本の発行元である「琉球館」で、山口泉さんと佐渡山豊さんのイベントがありました。泉さんによる詩の朗読、佐渡山さんのライブ、お二人の対談など、和やかで親密な時間を過ごせました。
企画者の後田多敦さんが琉球新報に「貘さんの肉声にこだわってみた。『身体性』とでもいおうか」と書かれていたように、貘の朗読の音源や琉球舞踊を踊る動画も流され、詩集を読むのとはまた違う体験をすることができました(貘の踊りの流暢さ、指先の優雅さは見とれるほどでした)。このブックレットもまた「身体性」に注目してまとめられています。
「東京で日本語の詩人として生きながらも、琉球人としての身体を失わず、琉球の香りを漂わせていた」(「琉球人として日本語を生きた詩人」後田多敦)
個人的には貘が金子光晴を「カネココウセイ」を呼んでいた、という話に納得。沖縄の人は音読みが好きですね。
税込1050円。メール便80円で配送もいたします。
Posted by 市場の古本屋 ウララ at 12:14
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