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(宣伝です)
★ネットショップ
市場の古本屋ウララ 通信販売部

★店主の本
『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
 2013年7月発行
 2023年10月第2版出来

『市場のことば、本の声』晶文社
 2018年6月発行

『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
 2022年7月発行

『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
 2023年3月発行

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2012年12月19日

わたしのブックストア

 新刊『わたしのブックストア』(北條一浩、アスペクト)で、ウララも紹介していただきました。

わたしのブックストア


 一番最後の見開きにインタビューが掲載されています。初めて売れた本の話、沖縄本の話、昼ごはんの話などをしています。

 著者の北條さんは『冬の本』の編集も手がけられています。
 『わたしのブックストア』に取り上げられているのは、憧れの店、いつも通っていた店、行ったことがなくてもうわさに聞いていた店ばかりです。刊行案内で初めて全貌を知り、『冬の本』のときと同じように気後れしました。

 いざ届いて読んでみると、1店1店まったく違っていました。棚の写真を見ればどこも「かっこいい」「いい本がいっぱい」「広い」というふうに見えるのですが、やっている人は全員違って、本屋になるいきさつもやりかたもさまざま。それでも、対談で小山力也さんがおっしゃるところの「自分を表現するための店」というのは、たぶんこの中にはありません。そのためかとても風通しのいい本で、オシャレ系本屋ガイド(とか、沖縄ガイド)を見たときの疲れはまったく感じませんでした。
 そして、これだけみんなばらばらにやっているのだから、私も悪びれずにやろう、と励まされもしました。金子みすゞの心持ちで。

 ぜひ、お近くの新刊書店で、誰かのブックストアで、お手にとってみてください。


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Posted by 市場の古本屋 ウララ at 17:48 │本の紹介