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(宣伝です)
★ネットショップ
市場の古本屋ウララ 通信販売部

★店主の本
『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
 2013年7月発行
 2023年10月第2版出来

『市場のことば、本の声』晶文社
 2018年6月発行

『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
 2022年7月発行

『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
 2023年3月発行

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2020年10月02日

み〜きゅるきゅる vol.8 特集:マチグヮーのアーケード

 『み〜きゅるきゅる vol.8 特集:マチグヮーのアーケード』(特定非営利活動法人まちなか研究所わくわく)が出ました。

み〜きゅるきゅる vol.8 特集:マチグヮーのアーケード


 表紙には「撤去か再生か? この先どうなる!?」とあります。各通りのアーケードは建設から40年前後たって、みな老朽化や管理の問題を抱えています。

 店主も本誌の制作に参加しました。マチグヮーの店主たちにアーケードについてインタビューしたほか、「古本屋ウララのアーケード一喜一憂日記」を書きました。見開き2ページに2年半をまとめたので一喜一憂感はあまり伝わらないかもしれませんが、お読みいただければ幸いです。

 「日記」にも書いたとおり、ウララのある市場中央通りの、牧志公設市場に面する部分のアーケードは、公設市場の建替えのため今年の2月はじめに撤去されました。撤去すると説明があったのは2018年の2月で、これまで当たり前のように頭上にあったアーケードとはそもそも何なのか、と考えるようになりました。誰がお金を出してつくったのか、どうして通りによってこんなにかたちが違うのか?

 マチグヮーのアーケードには違法なものが多く、記録がほとんど残っていないので、いつ完成したのか、どのような経緯でつくったのか、といったことははっきりしません。わからないのでますます知りたくなりました。

 ただ、アーケード再整備の当事者として活動していると目の前の課題の解決に追われ、歴史をふり返ったり形状を観察したりする余裕がなくなります。『み~きゅるきゅる』の製作中は現実をいったん忘れて純粋にアーケードを楽しむことができ、建設当時の状況もずいぶん見えてきました。

 定価450円+税。送料200円で配送もいたします。
 小冊子『市場中央通りアーケード物語』もおつけします。私の所属する「市場中央通りアーケード協議会」でつくった無料の冊子です。
 ネットショップはこちら→市場の古本屋ウララ通信販売部

 また、先週協議会が主催したイベント「マチグヮーアーケードゼミ」の様子がQABニュースで放映されました。下のリンクから動画が見られます。(ウララ増床の話題も出てきます)
マチグヮーの歴史を学ぶ!アーケードゼミ


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Posted by 市場の古本屋 ウララ at 17:03 │本の紹介