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★店主の本
□『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
2013年7月発行
2023年10月第2版出来
□『市場のことば、本の声』晶文社
2018年6月発行
□『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
2022年7月発行
□『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
2023年3月発行
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2018年12月05日
水上店舗小説! 『入れ子の水は月に轢かれ』
『入れ子の水は月に轢かれ』(オーガニックゆうき、早川書房)が入荷しました。
第8回アガサ・クリスティー賞受賞作品。舞台は那覇の水上店舗、ウララが入居している建物です。
戦後、家も仕事も失った人たちがガーブ川のまわりに集まって闇市を始め、やがて川を暗渠にしてその上に建物を建てました。1965年のことです。この本はそんな水上店舗で殺人事件を起こし、謎解きを通じて沖縄の隠された歴史と地理を暴いていくミステリ小説です。
私はまだ読んでいる途中ですが、どこまでが現実でどこからがフィクションかわからなくなってきました。荒唐無稽なようでも実はそんなこともあったのかも、と思わせる水上店舗の混沌。通りの店の人たちにもすすめたいですが、怒られたりしないかと少し不安です。
ともあれ、史上初の水上店舗小説を、ぜひ水上店舗の当店でお求めください。
第8回アガサ・クリスティー賞受賞作品。舞台は那覇の水上店舗、ウララが入居している建物です。
戦後、家も仕事も失った人たちがガーブ川のまわりに集まって闇市を始め、やがて川を暗渠にしてその上に建物を建てました。1965年のことです。この本はそんな水上店舗で殺人事件を起こし、謎解きを通じて沖縄の隠された歴史と地理を暴いていくミステリ小説です。
私はまだ読んでいる途中ですが、どこまでが現実でどこからがフィクションかわからなくなってきました。荒唐無稽なようでも実はそんなこともあったのかも、と思わせる水上店舗の混沌。通りの店の人たちにもすすめたいですが、怒られたりしないかと少し不安です。
ともあれ、史上初の水上店舗小説を、ぜひ水上店舗の当店でお求めください。
Posted by 市場の古本屋 ウララ at 15:44
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