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『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
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2013年02月24日

第5回マチグヮー楽会と一箱古本市

 昨日は第5回マチグヮー楽会で古本を販売しました。

第5回マチグヮー楽会と一箱古本市


 平和通りでのオープニングヒーローショーから始まり、親子/市場/遊びという3つのキーワードの座談会、平和通りなつかし写真展などイベントが盛りだくさんで、会場には地元の人、周りの店の人や観光客がたえず訪れていました。

第5回マチグヮー楽会と一箱古本市


 奥行きのある会場いっぱいに古本を平置き。那覇/市場/食/子ども/戦後といったテーマで本を選びました。思った以上にたくさんの人が見てくれて、売上も思った以上に。ありがとうございました。古い雑誌や料理の本がよく売れました。

 国際通りの向こうの沖映通りでは「えきまえ一箱古本市&こども古本まちぐゎー」を開催中。天気もよく、さぞ楽しいだろうなとうらやましく、『トキシンの漁港めし魚めし』原画展開催中の時川真一さんに店番をたのんで沖映通りに向かいました。
 時刻は13時50分、子どもの古本市は14時まで! とけっこう本気で走ったのですが、意外と遠く、人をかきわけて走るのはかなり大変でした。それでもぶじ間に合って、「いらっしゃいませ」と通る声で呼びかける子ども店長の姿を見ることができました。大人の店主の皆さんも、風や太陽に負けずにバリバリ売っていました。(夏はできないイベントだな…といまさら気づく)

 そこからまた走って平和通りへ。15時からの座談会「市場は誰にものを売る? 生産者とつながる」に参加しました。
 ゲストは今帰仁アグーの高田勝さん。決められた規格とは別の価値をもたせた商品をどう売るか、市場でそのような商品を扱うには、お客さんの声はどう届くか、といった話が楽会委員長の小松かおりさんとともにすごい早さで繰り広げられ、必死に脳を回転させても半分くらいしか理解できなかったような。そんな状態なのに私は市場でものを売っているひとりとしてコメントをしてみたりもしました。
 豚と本では売り方も全く違うし、しかも古本なんて生産者とは基本的に切れているしと思いつつ、何かひらめきそうな、面白いお話でした。

 時川さんは留守番中に『漁港めし魚めし』もしっかり2冊売ってくださいました。原画展後半から売れ行きに勢いがついています。最終日の28日にまた来てくださる予定です。

 イベント後はマチグヮー楽会と古本市の合同懇親会があり、さあ二次会へと盛り上がっていたのですが、どうも体が重くて帰りました。
 今朝は起きたら足が痛く、この疲れは古本販売の準備・撤収のせいではなく、走ったせいだということがわかりました。さらには店で郵便物に「ゆうメール」と書いたつもりが「ゆいレール」と書いていて、ぞっとしました(赤ペンで!)。しばらくはイベントの予定もないので、静かに過ごしたいと思います。

 ご来場の皆さま、主催の皆さま、ありがとうございました。


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Posted by 市場の古本屋 ウララ at 16:59 │店の紹介