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(宣伝です)
★ネットショップ
→市場の古本屋ウララ 通信販売部
★店主の本
□『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
2013年7月発行
2023年10月第2版出来
□『市場のことば、本の声』晶文社
2018年6月発行
□『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
2022年7月発行
□『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
2023年3月発行
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2012年12月08日
広州書墟(2) 小さな古本屋、彼得猫
広州書墟を主催するのは彭永堅さん、通称ピーター。会場であるGOELIA225のなかで「非常に小さな古本屋」を営んでいると知って、がぜん興味がわきました。非常に小さいって、どれくらい?
GOELIA225に着いて、あいさつもそこそこに階段で5階に上がると、目の前に現れました。古本屋「彼得猫」。
棚が一本だけ。雑貨屋「BENSHOP」のなかにあります。
ふだんピーターは出版社で雑誌の編集をしていて店にはいないらしく、会計はBENSHOPでするそうです。棚や店の一部で誰かの古本を売るというかたちなら日本にもあるし、これで「古本屋」を名乗れるの? と思いつつ、まあ言ったもの勝ちだからいいか、と。誰も文句をつけないということは、広州ではほかに誰もやっていないということなのでしょう。
日本の本もたくさん並んでいました。ピーターは東京に住んでいたこともあって日本語が読めるけれど、はたして買う人はいるのかと思っていたところ、翌日からの古本市では私の持っていった本もたくさん売れました。ペーパーバックを部屋に飾るような感覚なのでしょうか。
BENSHOPでは飲み物も出していて、コーヒーを飲みながら座って本を読むこともできます。
街の喧騒を見下ろして、優雅な時間。「一番小さいブックカフェ」とは言えるかも。
BENSHOPでは作家手づくりの雑貨や洋服なども売っていました。左のソファーに座っているうち、真ん中がピーター、右端がベンショップ店長のベンです(見えませんね)。広州の人たちはみんな英語のニックネームを使っていました。
壁ぎりぎりに立って目の前の棚を見る感じ、奥行きのある棚を横から見る感じは慣れ親しんだものでした。小さい本屋は幅も狭いんですね。
GOELIA225に着いて、あいさつもそこそこに階段で5階に上がると、目の前に現れました。古本屋「彼得猫」。
棚が一本だけ。雑貨屋「BENSHOP」のなかにあります。
ふだんピーターは出版社で雑誌の編集をしていて店にはいないらしく、会計はBENSHOPでするそうです。棚や店の一部で誰かの古本を売るというかたちなら日本にもあるし、これで「古本屋」を名乗れるの? と思いつつ、まあ言ったもの勝ちだからいいか、と。誰も文句をつけないということは、広州ではほかに誰もやっていないということなのでしょう。
日本の本もたくさん並んでいました。ピーターは東京に住んでいたこともあって日本語が読めるけれど、はたして買う人はいるのかと思っていたところ、翌日からの古本市では私の持っていった本もたくさん売れました。ペーパーバックを部屋に飾るような感覚なのでしょうか。
BENSHOPでは飲み物も出していて、コーヒーを飲みながら座って本を読むこともできます。
街の喧騒を見下ろして、優雅な時間。「一番小さいブックカフェ」とは言えるかも。
BENSHOPでは作家手づくりの雑貨や洋服なども売っていました。左のソファーに座っているうち、真ん中がピーター、右端がベンショップ店長のベンです(見えませんね)。広州の人たちはみんな英語のニックネームを使っていました。
壁ぎりぎりに立って目の前の棚を見る感じ、奥行きのある棚を横から見る感じは慣れ親しんだものでした。小さい本屋は幅も狭いんですね。
Posted by 市場の古本屋 ウララ at 15:18
│広州書墟