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『市場のことば、本の声』晶文社
 2018年6月発行

『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
 2022年7月発行

『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
 2023年3月発行

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2019年05月08日

リブロ古書フェス2019、那覇の市場

 「リブロ古書フェス2019」が昨日からパレットくもじ7階のリブロリウボウブックセンター店で始まりました。

リブロ古書フェス2019、那覇の市場


 レジまわりに12台のワゴンが並んでいます。

リブロ古書フェス2019、那覇の市場



 テレビや新聞でも取り上げていただき、ありがたい限りです。今日の琉球新報には「21世紀になってオープンした若い店を集めた」とあり、そういうくくりなのかとびっくりしました。令和元年で巷が盛り上がるなか、スケールが違います。

 古書フェスは5月27日(月)まで開催しています。古書の追加・入替も行いますので、何度も覗いてみてください。気になる本はお早めに。

 なお、パレットくもじ4階の那覇市歴史博物館では企画展「那覇の市場」を開催中です。

リブロ古書フェス2019、那覇の市場


 第一牧志公設市場だけでなく、栄町市場や農連市場、現在はなくなった真和志公設市場や若松公設市場、さらには近世、戦前の市場など、写真や資料がもりだくさんでした。水上店舗のコーナーもあって嬉しかったです。

 陳情書や署名簿(1960年代終わり、市場の移転に反対するもの)を見て、市場の人たちはどの時代も必死で自分たちの場所を守ってきたのだとつくづく思いました。もちろん、今もです。

 現在の牧志公設市場の使わなくなった看板もガラスケースに陳列されていて、もう市場が壊されたかのような錯覚に陥りました。公設市場の最終営業日の6月16日まで、あと39日です。


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Posted by 市場の古本屋 ウララ at 12:29 │店の紹介