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(宣伝です)
★ネットショップ
市場の古本屋ウララ 通信販売部

★店主の本
『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
 2013年7月発行
 2023年10月第2版出来

『市場のことば、本の声』晶文社
 2018年6月発行

『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
 2022年7月発行

『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
 2023年3月発行

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2023年11月11日

2023年11月11日

 11月1日から6日まで、阪神梅田本店1F食祭テラスで開催された「Neo Trad オキナワ“マチグヮー”」に出店してきました。

2023年11月11日


 ふだん市場にいる私が百貨店に店を出すなど場違いの極みで、行くまで緊張していたのですが、阪神梅田のみなさんはとてもあたたかかったです。お客さんも、働いている人たちも。

2023年11月11日


 主に沖縄の飲食店が出店するイベントだったので、食の本を中心に持っていきました。新刊も古本もたくさん買っていただき、もっと持ってくればよかったと後悔するほどでした。

2023年11月11日


 11月2日は、「読書室」の三砂慶明さんとトークイベント「マチグヮー(市場)を待ちわびて~牧志公設市場と水上店舗の日々~」を開催しました。
 三砂さんは冊子『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』をはじめ、私の本や関連書に大量の付箋を貼ってきていて、それを自在に引用しながらトークを進めてくださいました。
 なお、上の写真は神戸のまめ書房の金澤伸昭さんが撮ってくださいました。この日は神戸の知人や恩人が何人も来てくれて、ありがたかったです。

2023年11月11日


 11月3日は、外間隆史さんのトークイベント「父・守善と外間家の食卓」の聞き手を務めました。外間さんのお父様である外間守善さんの最後の著作となった『沖縄の食文化』出版記念イベントです。
 外間守善さんは沖縄戦を戦ったあと大学進学のため上京し、東京で家庭をもちました。外間家の食卓に沖縄料理は並んだのか、守善さんはどんなお父さんだったのか、お菓子が好きだったのか、などさまざまなお話をうかがいました。

 去年『沖縄の食文化』が刊行されたとき、外間隆史さんと作成した冊子をイベントのために増刷しました。まだ少し在庫がありますので、店頭か通販で本書をお買い上げのかたにさしあげます。

 11月1日から6日のイベントのうち、私は4日間しか滞在できず、設営などはこのイベントのスーパープレゼンターであるカフェユニゾンの三枝克之さんにお願いしました。『沖縄の食文化』特典冊子の増刷も、三枝さんが手ずからやってくださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。

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 2023年11月11日、市場の古本屋ウララは開店12周年を迎えました。干支が一周した、と思ったものの、今年の干支がわかりません。
 始めてしばらくは「1年後はどうなっているかわからない」と言いつづけていたのが、最近は「10年後もここにいます」と言うようになりました。なんらかの理由によって途中で店をやめる可能性はあるけれど、いまの私が「10年後もここにいる」と思っているのなら、その言葉は嘘にはならないのでは、と。「だからいつでも来てください」と言っていつまでも待っている、そんな店でありたいです。


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Posted by 市場の古本屋 ウララ at 13:22 │店の紹介