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(宣伝です)
★ネットショップ
→市場の古本屋ウララ 通信販売部
★店主の本
□『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
2013年7月発行
2023年10月第2版出来
□『市場のことば、本の声』晶文社
2018年6月発行
□『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
2022年7月発行
□『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
2023年3月発行
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2011年11月01日
とくふく堂閉店
2011年10月31日、「日本一狭い古本屋」とくふく堂が、閉店した。ビールやケーキやお花を持って、続々と人がやってくる。別れを惜しんでは、本を買っていく。
市場の人たちも帰りがけに声をかけていく。とくふく堂の店主はいつも店の前(つまり公道)に座っているので、挨拶するのも簡単なのだ。牧志公設市場前の通りのお店はドアがなく、ほとんどみんなお店の前に座って店番をしている。お祭りの出店のような毎日である。
19時閉店の予定が、21時くらいまで開いていた。最後の閉店作業を見届け、「これで無職だ」としみじみとする店主夫妻に何を言ったらいいのかわからないまま、家まで送ってもらった。
今日は20時から店の撤収をした。といっても、棚はそのままで、本の一部を入れ替えるだけなので、あっというまに終わった。若者4人の精鋭のおかげ。ありがとうございました。
幸いにも書店の閉店には立ち会ったことがなかったので(いろいろな胸の痛む伝説は聞いた)、初めての閉店作業だった。本が入っていた棚が空いたままになっているのは、単純にさびしい。早く埋めてあげたいと思う。
市場の人たちも帰りがけに声をかけていく。とくふく堂の店主はいつも店の前(つまり公道)に座っているので、挨拶するのも簡単なのだ。牧志公設市場前の通りのお店はドアがなく、ほとんどみんなお店の前に座って店番をしている。お祭りの出店のような毎日である。
19時閉店の予定が、21時くらいまで開いていた。最後の閉店作業を見届け、「これで無職だ」としみじみとする店主夫妻に何を言ったらいいのかわからないまま、家まで送ってもらった。
今日は20時から店の撤収をした。といっても、棚はそのままで、本の一部を入れ替えるだけなので、あっというまに終わった。若者4人の精鋭のおかげ。ありがとうございました。
幸いにも書店の閉店には立ち会ったことがなかったので(いろいろな胸の痛む伝説は聞いた)、初めての閉店作業だった。本が入っていた棚が空いたままになっているのは、単純にさびしい。早く埋めてあげたいと思う。
Posted by 市場の古本屋 ウララ at 22:51
│日記