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『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』ボーダーインク
 2013年7月発行
 2023年10月第2版出来

『市場のことば、本の声』晶文社
 2018年6月発行

『増補 本屋になりたい』ちくま文庫
 2022年7月発行

『三年九か月三日 那覇市第一牧志公設市場を待ちながら』
 2023年3月発行

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2015年06月01日

本屋になりたい この島の本を売る

 6月8日に筑摩書房から本を出します。

本屋になりたい この島の本を売る


 『本屋になりたい この島の本を売る』ちくまプリマー新書 宇田智子 税込886円

 新刊書店から古本屋に、東京から沖縄に、会社員から自営業に移り変わるなかで、感じて考えたあれこれを書きました。書き下ろしです。

 装丁はクラフトエヴィング商會さん。ちくまプリマー新書の創刊以来、1点ずつ違ったデザインを施されています。明るく本屋らしく装ってくださり、嬉しいです。

 そして、漫画家の高野文子さんが挿絵を描いてくださいました。絵を何度見ても、信じられません。
 引き受けてくださったと知った瞬間、「なにがなんでもこの本を出さなきゃ!」と火がついて、はかどらなかった原稿がようやく進みはじめました。結局、目標の月には出せなかったのですが、遅れながらもこうして本のかたちにできたのは高野さんのおかげです。

 去年の9月に12年ぶりの漫画『ドミトリーともきんす』(中央公論新社)を出され、湯川秀樹の『科学を生きる』(河出文庫)や、北村薫さんの『太宰治の辞書』(新潮社)の表紙を描かれ、さらには今月25日に筑摩書房から『おともだち』『るきさん』の新装版が刊行予定と、今ますますご活躍のめざましい高野さん。その勢いをたよりに、私の本も一緒に羽ばたかせたいです。

 ぜひお近くの書店でお求めください。沖縄県内の古本屋でも扱っていただく予定です。もちろんウララでも。
 また、沖縄と東京でイベントもやらせていただきます。詳細は後日お知らせします。

 みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。


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Posted by 市場の古本屋 ウララ at 16:48 │本の紹介